5.あなたへの批判をマホカンタで跳ね返す方法

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4.一体誰に言っているんだろう?

あなたが私と同じドラクエ世代であれば、マホカンタがなにかは知っているだろう。マホカンタとは、敵が放ってきた呪文を相手に跳ね返す魔法である。私の記憶では、どんな呪文も跳ね返してこちらはダメージを受けなかったはずだ。

あなたもこのマホカンタを使えるようになる。といっても、敵を倒してあなたのレベルを上げて魔法を覚える必要はないし、魔法使いに転職する必要もない。

これまでに書いた「世界にはあなたしかいない」ということを思い出してほしい。これさえわかっていれば、もうマホカンタを使える。

「世界にはあなたしかいない」ということは、見ているものはすべてあなたであり、あなたの表現だということだ。あなたが何かに対して思うことは、あなた自身に対して思っていることだ。

そしてこれは、他の人も同様だ。他の人も見ているものはその人自身であり、その人自身の表現を見ている。

Aさんが見ているものはすべてAさんであり、AさんがBさんに対して思うことは、Aさん自身に対して思っていることだ。これと同じように、Bさんが見ているものはすべてBさんであり、BさんがAさんに対して思うことはBさん自身に対して思っていることだ。

わかるだろうか?

マホカンタを使っている状態とそうではない状態を比べてみよう。

例えば、あなたがママ友に何かディスられたとする。「ちょっとデリカシーがないよね。」みたいに言われたとしよう。あなたはそう言われたら、即座にいろんな感情、おそらくはネガティブと判断される感情が湧き上がり、あなた自身がデリカシーがあることを相手に証明しようとしたり、あなたがとった行動が間違ってなかった、仕方なかったということを説明、説得しようとあれこれ思考が湧いてくるだろう。

これは、マホカンタを使っている状態ではない。相手の呪文(ディスり)をモロに食らっている状態だ。そのうえで反撃しようとしたり、何もできず戦闘不能になったりしている。

マホカンタを使っているとどうなるだろうか。

あなたは、あなたが誰かに言うことはあなた自身に対して思っていることだとわかっている。それと同時に、誰かがあなたに、もしくは誰かが誰かに言っていることはその誰か自身に対していっていることだとわかっている。これがマホカンタを使っている状態だ。

これがわかっている状態で、あなたがママ友になにかディスられたとする。同じく「ちょっとデリカシーが無いよね。」と言われたとしよう。そう言われても「あ、この人がデリカシーが無いところがあるんだな。でも、それを否定しているから私に投影しているだけなんだ。」ということがわかる。

何も不快とされる感情が湧いてくることもない。あなたはそのママ友の本性を垣間見ることができる。

これを知ってすぐは、「私のことを言われた!」と思って不快な気持ちを感じるかもしれない。しかし、「あぁ、この人は私に自己紹介してくれただけだ。」と認識を改めるようにしていると、そのうちディスられたとしても何も感じなくなる。というよりも、ディスられたとすら思わなくなる。

マホカンタの視点でいろんな人間関係を見てみよう。

あなたの周り、職場の同僚やママ友の中、親戚や家族の中に、ずっと誰かの悪口や文句ばかり言っている人がいるだろう。そういう話を聞くのは気が重かったかもしれない。でも、これからはそれはコメディに変わる。

誰かが誰かやなにかに文句を言っているなら、それだけその人がその人自身のことを気に入っていないということだ。誰かが誰かのことを批判したり否定しているとしたら、その人も同じ面を持っているということだ。しかも抑圧してそれにすら気づいていない。

みんなみんな自己紹介しているだけである。

あなたが誰かのことを批判したり否定するときはブーメランしている。しかし、一切相手のことを批判や否定するなというのも新たな抑圧になってしまう。批判や否定の思考は勝手にやってくるものだ。なので、その批判や否定の思考は相手にしなければいい。どうしても批判や否定をしたいのなら、その相手が自分自身であるということを認識した上でするといい。自虐ネタみたいに。

注意点だが、マホカンタを使うのはあなたの中だけにしておいたほうがいい。言いたいなら止めないが、相手になにか言われたのをそっくりそのまま「それはお前だろう!」などと返すことはオススメしない。

なぜなら、世の中の99%の人は相手は世界=自分などとは思っておらず、誰かに私の気に入らないところがあるし、誰かが私を怒らせたり傷つけたりする、悪いのは、おかしいのは私じゃなくて私以外の全てだ!と基本的に思っている。

なので、あなたが相手にブーメランを返してあげると相手は発狂する。なんせ、相手に見た気に入らないところがそっくりそのまま自分にもあるなんて知りたくもないし、絶対に見たくないからだ。

あなたがその人と深い人間関係を築いていきたいと思うなら、あなたがどんな考えを持っているかを丁寧に説明してからブーメランしていることを伝えてあげるといいだろう。それに気づいてくれれば、その人の問題は根本から解決していく。当たり障りのない関係でいたいなら、「今日も盛大に自己紹介してるな〜!」と思って、笑って眺めているといい。

きっと、人間関係からストレスが無くなっていくのに気づくだろう。何か言われても動じなくなっている自分に気づくだろう。

さて、それにしてもなんで人は誰かの何かを批判したり否定したりするのだろう?そんなことをするのに何のメリットが有るのだろう?これについて、次の記事で紹介する。

6.批判や否定をするたびあなたの刑期が長くなる

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