3.あなたが問題を感じる根本原因はどこにあるのか?

あなたがある出来事を「問題だ!」と決定し、「良くない」「改善しなければ」と判断するのはどうしてだろう?

これも、あなたが世界には自分以外の沢山の人がいること、たくさんのものがあることが原因になっている。そしてそれは、あなたが一人の個人であるという思い込みから来ている。あなたは名前を持った体でもなければ、思考でも感情でもない。

あなたは意識、あなたの体を通してあなたが創った世界を体験している意識であり、思考や感情を経験している意識だ。映画を作ってみている監督兼観客と言ってもいい。

あなたが自分のことをどう認識しているかによって、出来事に対する意味付けも変わってくる。

例えば、バイオハザードという映画がある。
主人公はゾンビに襲われたり、その他「ひどい」と判断できるような状況にたくさん巻き込まれる。主人公の立場に立ってみれば「なんで私がこんな目に遭わなければいけないのか!?」「最悪だ!」「早くここから出してくれ!」となる。

しかし、観客の立場からすればどうだろうか?そのシーン一つ一つが楽しみであり、喜びではないだろうか?映画を見ている間、主人公の発する言葉、視点の動きをスクリーンを通して経験している。もちろん退屈なシーンもあるが、それら一つ一つに気づき、それを味わい楽しんでいる。

あなたが観客の立場にいるとき、スクリーン上でどんな事が起こっても、それを体験して楽しんでいるのではないだろうか?

スクリーン上では様々な問題が起きて、ゾンビに襲われたり、味方に裏切られたり、地面が崩れたり、弾が切れたりする。それは登場人物にとっては大問題だろう。しかし、、その一つ一つが観客のあなたにとっては楽しみではないだろうか?

さて、私達の人生でも映画と同じことが言えるだろうか?同じことが言える。

私達は、それぞれ主人公とされる名前のついた身体と、湧いてくる思考、感覚がある。そして、映画にはない主人公が感じる感情体験もついてくる。

映画館で見る映画ではスクリーンまで距離があるが、私達の人生という映画はスクリーンまでの距離はない。あなたが意識というスクリーンだからだ。

主人公が取る行動、考えること、体の感覚、感情を感じることができる。私達は、「〇〇の人生」という映画を見ている観客だ。そしてそれは自分で創った映画でもある。

もしかしたらあなたは、「でもそれは、私達が観客ではなく〇〇だから、思考や感情や感覚を感じられるのでは?」と思われるかもしれない。

しかし、もしあなたが〇〇という一個人であり、思考や感情や感覚なのであれば、あなたが何も考えてなく、何も感じていなく、何の感覚もなくなったら、あなたは存在しなくなるのだろうか?具体的には、あなたが寝ているとき、あなたは存在するのをやめているのだろうか?

もう一つ違う視点から検証してみる。音を聞くには、音を出す側と聞く側がいて初めて成り立つ。出した音を捉える側がいないと、音は成立しない。

あなたの頭の中を見てほしい。四六時中なにかの声が聞こえているだろう。声は音だ。その音が聞こえているということは、その音を出す側と聞く側がいるということだ。もし、あなたが〇〇という一個人で、思考があなたなのだとしたら、どうやってそれを聞くことができるだろうか?

いきなり「はいそうですか」と納得できる話ではない。私のこの記事や他の記事、他の方が書いているような書籍や本を読んで、あなた自身がそうかも知れないという視点を持って体験してみることで、少しずつ納得できる。

だが、この考えを今すぐ役立てる方法がある。それは、なにかの出来事が起きたとき、特にあなたが(実際にはあなたが自分だと思っていた登場人物が)「嫌だ!」と判断するような出来事が起きたときに、こう問いかけてみてもらいたい。

「私が映画の観客なら、この出来事をどう捉えるだろうか?」

あなたは観客なので、スクリーン上で繰り広げられる色んなシーンを受け取り、経験するだけでいい。何かを変えたり改善したりする必要はない。

しかし、登場人物はある出来事や状況に対して「嫌だ!」と思うだろう。その出来事を変えたい、直したいと思うだろう。しかし、あなたがそう思っているわけではない。登場人物が何かを改善したいと思うならそうさせればいい。あなたは登場人物の思考や行動や感情を体験して楽しめばいい。

あなたが本当の立ち位置に立てば、映画の監督であり観客であったことを思い出せば、今まで問題だと思っていた出来事や状況は問題ではなくなる。ただの映画のワンシーンになる。そのシーンを楽しむことができるようになる。

シーンに合わせて登場人物はいろんな思考や感情を感じるだろう。あなたはそれを楽しむことができる。「あ、こいつはこんな事を考えているのか。」「あ、こいつは今こんな気持なんだな。」と楽しむことができる。

あなたが一人の個人だという思い込みをやめれば、あなたが「私は〇〇(あなたの名前)です!」という考えを手放せば、人生は楽しい映画に変わる。何も真に受ける必要はなくなる。本気で心配するようなこともなくなる。楽に生きることができる。

ここまで、最強の人間関係の問題解決法の根幹部分について触れてきた。次回からは、人間関係について「問題だ!」と感じたときにどうすればいいのか(映画のシーンとして楽しむこと以外で)について伝えていく。

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