2.あなたは一体どこにいるのだろう?

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「あなたはどこにいますか?」
そう質問されたらなんて答えるだろうか?

きっとあなたは「ここにいますよ。」と答えるだろう。
そして、「あなたはどんなですか?」と聞かれたら、きっと年齢や性別や体型や家族構成や趣味をもって名前のついた1つの人格のことを答えるだろう。

私でいえば「私は中川優也で性別は男。年齢は35歳で、、、」という返答になるだろう。

100人に聞けば99人はそう答えるだろう。

しかし、それは本当なのだろうか?検証してみよう。

あなた自身を確認するよりも前にやってみてもらいたいことがある。

それは、「目は目を見ることができるか?」ということだ。「目を見るためにはどうすればいいだろう?」目とはあなたの目のことだ。

目を見るためにはどうする必要があるだろう。どれだけ目の玉をぐるぐる回しても目を見ることはできない。目で見ているものは、目以外のものだ。目を見るためには鏡やガラスなどに写す必要がある。鏡で写しても目そのものを見ているわけではない。鏡に写っているのもは目の虚像だ。ここまで理解は大丈夫だろうか。実際にやってもらえると理解が深まると思う。

ポイントをまとめると以下の通りになる。

  • 目は目自身を見ることができない
  • 目で見ているものは目ではない
  • 目自身を見るためには何かに写す必要がある
  • 何かに写して見たところでそれは虚像であり実像ではない

あなたも実際やって、同じ通りになっただろう。

それでは、「目」を「あなた」に置き換えて見てほしい。あなた自身を見つけてほしい。上にまとめたポイントをそのまま適用してみると、何に気付けるだろうか。

  • あなたはあなた自身をみることはできない
  • あなたが見ているもの、もしくは認識できるもの(見たり聞いたり触れたりすること)はあなたではない
  • あなた自身を見る、もしくは認識するためには何かに写す必要がある
  • 何かに写したところでそれは虚像であり実像ではない

あなたが見ているもの、認識しているものは全てあなたではない。あなたが見ている他の誰かも、エアコンやパソコンやスマホやテーブルも、あなたではない。そして、あなたの名前も体も思考も感情もあなたではない。

あなた自身を見るためには、認識するためには何かに写す必要がある。では、どこに映し出されているのだろうか?それは「世界」だ。目を瞑ると、真っ暗な空間が目の前に現れるだろう。あなたがいつも寝る前にしていることだ。目を開けると、世界が現れる。いや、真っ暗な空間に色が塗られるといったほうが正しいだろう。

スマホやテレビやパソコンの電源を切ると、そこにあるのは真っ暗なスクリーンだ。しかし、電源を入れるとそこに様々な色が現れる。私たちが目を瞑った時、開けた時と同じではないだろうか。

あなたは真っ黒なスクリーンにあなた自身を映し出している。

あなたが見たり聞いた触れたりしている世界は、全てあなた自身を写したものだ。しかし、あなた自身を写した虚像でありあなた自身ではない。くどいかもしれないが「○○という名前を持ったあなた」を映し出しているわけではない。その「○○という名前を持ったあなた」もあなたが映し出している虚像だ。

あなたは自分自身を映し出して世界を作り、あなた自身を経験している。あなたが認識できる全てはあなたの虚像、あなたの表現とも言える。

あなたが見るものも、他の誰かのように見える人も、触るもの、聴くもの、食べるもの、感じること全てあなたの表現だ。

これが、世界にはあなた1人しかいないということだ。

しかし、到底あなたは納得できないだろう。世界にはあなた以外の人がたくさんいるし、たくさんのものもある。それが事実だと信じて疑わないだろう。しかし、その考えはあなたが産まれたときから持っていたものだろうか?あなたは産まれたときから「私は世界に生まれた70億分の1の人間で、世界には自分以外のたくさんの人や物がいる」ということを信じていたのだろうか?

これに対する回答は後述するが、上の質問をあなたに投げかけてみてほしい。頭で答えを探さなくてもいい。質問して後は放っておいてみるといい。

さて、世界にはあなたしかいないが、なぜあなたは世界にはたくさんの人がいるように感じられるのだろうか?そしてたくさんの問題を抱えるようになるのだろうか?

次は、あなたに問題を感じさせる根本原因について説明する。

3.あなたが問題を感じる根本原因はどこにあるのか?

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