13.あなたは生きているだけで誰かを喜ばせ、幸せにしている

すべてのものは本来無料だ。作り手や売り手が「値段」というレッテルを貼るまでは無料だ。

では、なぜお金というものが存在するのだろう?一つは、前の章でも話した通り、物々交換だと面倒だから、交換を楽にするために存在する。

もう一つは、世界中に喜びを回していくためだ。すべてのものが無料で、お金というものが存在しなければ、あなたが欲しいものを手に入れる。それで終わりだろう。しかし、お金を渡すことができれば、お金を受け取った相手がまた誰かにお金を渡す。それがどんどん繋がって喜びが広がっていく。

あなたが普通に生きているだけで、お金を使うことができる。朝起きて顔を洗うだけで、水道局の人、洗面台を作った人、運んだ人、取り付けてくれた人にチップを渡すことができ、洗顔料を使うなら、洗顔料を作って運んで売ってくれた人にチップを渡していることになる。

あなたは顔を洗ってスッキリするという価値を受け取り、たくさんの人にチップを渡して喜びを与えたのだ。

特別なことは何もしなくても、あなたが普通に生きているだけでたくさんお金を使う機会があるだろう。電気代やケータイ代、家賃、住宅ローンなど、目に見えて支払うものも含めると、1日のうちに数え切れないくらいお金を使う機会がある。

その度にあなたは価値を受け取り、チップを渡して誰かを喜ばせて幸せにしている。

嫌われる勇気には「人は誰かに貢献しているという貢献感を持つことで幸せを感じる」と書かれている。あなたが普通に生きているのは、数え切れないくらいたくさんの人の貢献があるおかげだ。ということは、あなたが普通に生きているだけで、数え切れないくらいたくさんの人に貢献感を与えているということだ。貢献感を与えているということは、幸せを感じさせているということだ。

あなたが特別な何かをしなくても、ただ存在しているだけで数え切れないくらいの人に喜びと幸せを与えている。そのことをイメージしてみて欲しい。それを習慣にしてみるといい。あなた自身にとても価値を感じるようになるだろう。

あなたは、あなたが誰かに何かをして喜んでくれると嬉しいし、幸せな気分になるだろう。それは誰しも同じだ。

あなたがお金を使う。あなたが喜ぶ。受け取った人も喜ぶ。あなたの喜びは他人の喜びであり、あなたの幸せは他人の幸せだ。なぜなら、他人のように見える人は鏡に映ったあなただから。

お金を使って喜んで欲しい。当たり前のように受け取ったり、またお金が減ったと文句を言ったり、お金がなくなるかもしれないと不安に感じるのではなく。商品を受け取った時、手に入ったことに喜ぼう。使う時のことを考えてワクワクしよう。それが誰かの喜びや幸せになる。

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