先日、テレビのチャンネルを回していたら「ティラミスだけで1週間生活する」という企画を放送していました。
「マジで?キツそうやな〜。」と思い、そこでチャンネルを止めます。
企画の内容は文字通り食べ物はティラミスだけ、それで1週間生活するというものです。ティラミスを加工するのはOKのようです。(途中から見たのであまり詳しくはないですが)
最初の1日や2日は我慢できるかも知れませんが、1週間もそれを続けるなんて想像しただけでも気持ち悪くなります。達成した平野ノラは本当にスゴいな〜と感心していました。
達成した瞬間「これで好きなものを食べられる」という言葉が印象的でした。普通に生活していれば好きなものを好きなように食べられるのに、ティラミスだけしか食べられないという制限を加えられた生活をすることによって、普段好きなものを食べられることへの感謝や喜びの気持ちが生まれます。当たり前のことに感謝できるようになるということですね。
これは食べ物に限ったことではありません。私たちの生活もこの超過酷生活の企画のようなものです。本当は制限など無く何でも好きなことを出来る、体験した濃いことを即座に体験できるんですが、それが当たり前になると何の喜びも感動もありません。そこで、制限を加えることにしたのです。
制限の中で力の強いものがお金、時間、人間関係です。お金には限りがある、時間にも限りがある、人目を気にしなければいけない、人から評価を得なければいけないという企画のもと日々の生活を送っているのです。
企画を終わらせてしまえば、抜けてしまえば好きなことを好きなように出来ます。お金や時間に制限など無く、他人などいないという元の状態に戻ることが出来ます。
では、戻るためにどうするのか?まずは、制限など無いのが本来の姿なのだということを認識することです。何かの条件を達成したら制限が無くなって自由になるのではなく、元々自由なのにあえて制限を加えているということを認識します。
制限がかかっているなと思う体験をすると不快感を覚えますから、それをしっかりと感じ切ることです。そうすれば、制限をかけるために自分で植え付けるようにした「信念」が無くなります。信念がなくなれば制限が外れていきます。
あなたも今の生活がしんどいなら、超過酷生活という企画を終わらせませんか?
P.S 二十歳くらいの頃オナニー禁止生活をやりましたが、1週間も持ちませんでした(笑)