私は小学4年生から突然バスケがしたくなり、バスケ部に入りました。当時流行っていたスラムダンクの影響もあったかもしれません。が、突然「バスケやりたい!」と閃いたのです。
今もかもしれませんが、そんなにバスケ自体は野球やサッカーに比べてメジャーなスポーツではなかったので、部員もそんなに多くありませんでした。特に、同級生の部員はほとんどいなかったように思います。
友達が多かった私は、いろんな友達に声をかけてバスケ部へと誘いました。その甲斐あってか、結構な人数が集まりました。多分10人くらいですが。
その4年生の時、バスケの部活中にイジメに遭いました。
何が理由なのか、きっかけなのか全く覚えがありませんが、同級生から除け者にされる、悪口や嫌味を言われるようになりました。
どれくらいの期間あったかはわかりませんが、4年生が終わるまでの数ヶ月ほどは続いたと思います。その間、そのことを親に言うことはありませんでした。今思えば、こんな時から相談相手や打ち明けられる相手がいなかったんだなと思います。
ハッキリと覚えているのは、私が怒ってボールを思いっきり床に叩きつけたシーンです。その日も除け者にされてバカにされていました。結局、その怒ったことでさえもバカにされてしまいましたが。
それからどうなったかは全然覚えていません。しかし、5年生になった時にイジメの主犯格と同じクラスになりました。私は嫌だなと思いましたが、その主犯格は何事もなかったかのように仲良くしてきました。元々は仲良かったので、なぜイジメのようなことが起こったのかも全然わかりませんし、なぜまた元のように仲良くできたのかも全然わかりません。
でも、書いてて、苦しかった、辛かったな〜という気持ちが湧き上がってきました。
当時の自分へ
辛かったね。相談したり、頼れる人が欲しかったね。しんどいときは逃げてもいいんだよ。
真実は何か?
友達が私に何か(一般的に言えば悪口と捉えられること)を言った
友達が私に何か(一般的に言えば嫌だと思えるようなこと)をした
中川優也がそれを受けた
それを「個人攻撃」のように捉えて、「私が言われた」「私がされて、嫌な気分を味わった」という考えを信じた。
実際には個人攻撃でもなんでもない。ただ、それが起こったというだけ。(だからと言って、現実的な対処をしなというわけではない)
「人が傷つくような言葉を言うべきでない」「人を傷つけるような行動はすべきでない」という考えと、実際の現実とが相違したから苦しんでストレスを感じた。
実際は、私自身が私を傷つける言葉や行動をしていたのかもしれない。