子どもの親なら「子どもには幸せになって欲しい。」と願っていると思います。あなたもそうですよね。私もそうです。でも、こう思っていませんか?
「子どもを幸せにしてあげなければ。」
子どもの幸せや人生の責任をあなたの責任だと感じてしまうことです。もちろん、衣食住を提供する義務はあるかもしれません。それも、ある程度の年齢までね。でも、あなたは子どもの幸せや人生の責任を負うことはできませんし、そんなことしない方が良いです。
確かに、親の言動が子どもに与える影響は大きいです。あなたの子どもはあなたに一番影響を受けるでしょう。あなたの教えを聞くでしょう。だから、あなたは子どもが幸せになるために一生懸命考えて行動しているでしょう。
でも、子どもがあなたの何から影響を受けるかをあなたが選ぶことはできませんよね。子どもがあなたを見てどう感じるか、どう考えるかを選ぶことはできません。それは子どもが選ぶことです。そしてそれによって、子どもは自分の人生を選んで生きていきます。
これは、子どもに限ったことではありません。あなた以外の人が、何を考えて何を感じるのかを選ぶことはあなたにはできません。だから、あなたは誰の人生についても責任を負うことはできません。あなたはあなたの人生にしか責任を負うことができません。みんな自分の人生にしか責任を負うことができません。
あなたは、あなたが何を考えて何を感じるかだけに責任を取りましょう。それ以外の事は不可能です。
そして、子どもはあなたの背中を見て育ちます。それなら、あなたが幸せならそれでいいんじゃないですか?