子どもにいつでも好きなモノを買ってあげる理由

こちらの記事に質問を頂いたので回答します。

子どもが欲しがる物は何でも買ってあげるとのことですが、我が家では、5歳の子どもにおもちゃは誕生日とクリスマスに5000円~10000円の物を、お手伝い等を頑張ったご褒美としてトミカや妖怪メダル等の安価な物を月1~2回プレゼントしています。その理由は、ハングリー精神を養う為、また、「世界は何でも自分の思い通りになる」と思って傍若無人に振る舞う大人にしない為です。 でも、それは「僕は年に2回しか高いおもちゃをもらえない程度の人間なんだ。」とか「あんなに頑張ったのにトミカ1台しか買ってもらえないんだ。」という負の感情を抱かせることになるのでしょうか? 中川家では、おもちゃを買うタイミング等こだわりはありますか?クリスマスプレゼントを11月に渡されるとのことなので、渡すタイミングも自由なのでしょうか? ご教示頂ければ幸いです。

なるほど。

子どもに買ってあげるおもちゃなどに金額やタイミングの制限を加えた場合に、子どもに負の感情を抱かせてしまうことになるのか?

中川家ではおもちゃを買うタイミングにこだわりはあるか?ということですね。

1つずつお答えします。

まず、子どもへのプレゼントに金額の制限や、誕生日、クリスマスなど何かのイベント、何かを頑張った時にご褒美としてあげるというタイミングのコントロールが子どもにどう影響を与えるかということですが、私はいい影響は与えないと思います。

というのは、特別な日やお手伝いを頑張ったなどの特別なことがないと欲しい物を買ってもらえないという思いを抱いてしまうからです。つまり、そのままの自分には価値がなく、何かをしないとおもちゃを買ってもらえない(報酬をもらえない)という思いを強化してしまうと思います。

この思いが当たり前になっていくと、「働かないとお金をもらえない」につながってしまいます。

ハングリー精神については、以前の私はハングリー精神はとても大事だと思っていました。でも、成功する、自分が望む人生を手に入れるために必ずしも必要なものではない、むしろ邪魔になるものだと思います。

現状に満足せず、努力して理想の現実を手に入れる姿はとても美しいと思います。しかし、ハングリー精神を持つということは「今、私は満足していない」という思いを発することになります。ということは、満足していない現実がずっと展開します。これを変えていくのはとても大変です。

私が初めの頃、収入を増やすためにとても苦労をしたのはこれがきっかけです。私はハングリー精神の塊でした。「周りの人間を見返したい!」「絶対たくさんお金を稼いでやる!」という思いでいっぱいでした。

そんな思いを出していたから、いつまでも周りの人間を見返したい状況が続きました。稼いでも稼いでも、もっと上の人間がいることを知り、もっといい暮らしをしている人を知って嫉妬する、もっと早く成功した人を知って嫉妬する。

心穏やかではありません。

次に、「世界は何でも思い通りになる」=「傍若無人」になるということですが、自分の人生を生きるなら多少なりとも傍若無人であるべきです。自分以外の人のことを優先して、一歩身を引いて尽くす様は見ていて美しいです。しかし、そこに自己犠牲があるのはいけません。

傍若無人であったって、他人を気遣いながら生きても、どっちにしたって全員に好かれることは不可能です。

1番かけがえの無いものは自分自身です。好き勝手生きても、他人に合わせて自分を犠牲にしながら生きても、結局人に嫌われる、そして、一番大事なものが自分だとしたら、自分が幸せになるのはどちらの生き方をした時でしょうか?

私は傍若無人な生き方で全然いいと思います。むしろ、好き勝手やりたいように生きている人のほうが魅力的で、人も集まります。ただし、恐れからくる傍若無人はNGです。何かを失うことを恐れ、周りに当たり散らすとか、そういうのはNGですね。

まずは他でもない自分自身を満たすことです。自分が満ち足りて、溢れでたもので周りを満たしていきましょう。自分が満たされていないのに、自分以外の者を満たそうとすると、必ず軋轢が生じます。

質問にはありませんでしたが、トミカ1台でも妖怪ウォッチのメダル1枚でも、子どもが喜んでいるのならなんでもいいと思います。大人から見たらトミカ1台=安い=しょぼいと思いがちですが、子どもからしたらそうではないと思いますし。子どもは物の価値を金額で計っていません。それをもらってどれくらい嬉しいかで計っています。

なので、私が子どもにプレゼントをあげるときは「どれでも好きなモノを持ってきな〜」と言っています。それが500円のものの時もありますし、15,000円のものの時もあります。好きなモノを持ってきなと言って、高いものを選んでくるようになれば、それは物の価値を金額で計るようになってしまった証拠だと思います。

それから、プレゼントのタイミングは全然決めていません。なんでもない時でもあげますし、何かした時もあげます。それから、頻繁に子供のことを大好きだと伝えるようにしています。何かした時などではなく、なんでもないときに言います。ただ、存在しているだけで価値があるんだと思って、自信をつけてもらいたいからです。

お金だけではなく、あらゆるものから自由なり、自分自身の人生を生きるために必要なのは素直さと根拠の無い自信です。

親の役割は、子ども自身が自分の感覚に素直に従い、自信を持って進んでいくことができるようにサポートしてあげることだと思います。そのためにも、親自身が自分の人生を生きることですね。

3件のフィードバック

  1. 回答ありがとうございました。おっしゃる通り、多少傍若無人に振る舞ってる時ってストレスがなくて自由な感じがするし、毎日が楽しいですよね。ハングリー精神については、私より主人の方が重要視していて、そんなに厳しくしなくても…と思っていましたが、何かの報酬としてプレゼントすることが決して子どもの幸せに繋がらないのであれば、見直したいと思います(主人の考えをかえられるかは?ですが…。)。

  2. 私の悩みの一つが解決されました!
    ありがとうございます。
    うちの娘はまさに少子化時代の子供らしく、周りに色々プレゼントをくれる大人がたくさんいます。
    主人、ばぁば、大きいばぁばにおじさん、おばさんなど…。
    あまり与えられ過ぎて大丈夫かしら?とか思ったり、色々持ってるから私が買う事はほとんどないのですが、今の所ワガママになったり悪影響はなさそうなので、気にする事ないですね。
    私も変な遠慮せずにありがたくいただきます!笑

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