「うるさくするな!」
「物を落とすな!」
「ケンカするな!」
「モタモタするな!」
「散らかすな!」
「走るな!」
etc…
私たちが子どもの時に親からこんな風に怒られてきました。
そして、今自分の子どもに同じように怒っています。
でも、この怒り方(伝え方)だと子どもは言う事を聞きません。
なぜなら、脳は否定形の言葉を処理できないからです。
つまり、上の言葉を聞いて脳がどう処理しているかというと
「うるさくする」
「物を落とす」
「喧嘩する」
「モタモタする」
「散らかす」
「走る」
なのです。
これでは言う事を聞いてもらえません。
では、どうすればいいかですが、「やめてほしいこと」ではなく「やってほしいこと」を伝えるようにします。
×うるさくするな→◯静かにする
×物を落とすな→◯きちんと持つ
×ケンカするな→◯仲良くする
×モタモタするな→◯早くする
×走るな→◯歩く
この否定形を処理できないのは子供だけではありません。
大人もできないのです。
例えば、失敗したらどうしようと考えると失敗します。
病気になったらどうしようと考えると病気になります。
お金なくなったらどうしようと考えるとお金はなくなります。
「避けたいこと」を考えたり口にしたりするのではなく、「なりたい状態」を考えたり口にします。
×失敗したらどうしよう→◯成功するにはどうしたらいいか?
×病気になったらどうしよう→◯健康でいるためにはどうしたらいいか?
×お金がなくなったらどうしよう→◯お金を得る、お金持ちでいるためにはどうすればいいか?
考えたり口に出したりしていることが、自分に対しても相手に対してでも「それが望んでいることかどうか?」ということを確認する癖をつけておくといいですね。
P.S ちなみに、「早くイッてしまったらどうしよう・・・」だと早くイッてしまいます。望む状態は「相手を気持ちよくさせること」なので、相手が気持ちよくなれば、早くイッても構わないということになります。ということで、早漏の悩みは解決しました。ありがとうございました(笑)