あなたが一番好きな物語を思い浮かべてみてください。
ドラマでも漫画でもアニメでも映画でも大丈夫です。絵本でもなんでもいいです。
あなたが大好きな物語を見るとき、どんな態度でそれを見ますか?経験しますか?
きっと、「次はどんな展開になるんだう、、、」と思いながら、”ワクワク”して見ませんか?
でも、その物語に出てくる主人公をはじめ、どの登場人物もあなたではないことはわかっていますよね?どれもあなた自身ではありませんね。
それがわかっているので、物語上で何が起こったとしてもリラックスして見る、経験することができていますね。
それと同じように、あなたの人生という物語も経験してみてはどうでしょう?
あなたが大好きな物語に大好きな主人公が出演しています。え?好きじゃない?それは登場人物が登場人物自身のことを嫌っているだけであって、あなたはその登場人物を愛してやまないですよ。だって、あなたが創ったんですから。
その主人公がこれからどんな風になっていくのか、どんな行動を取るのか、どんな態度で見ますか?”ワクワク”しながら見ませんか?起こる出来事、状況を「いい」「悪い」の区別無しに純粋に楽しみませんか?
それが観客の立場で人生を見る、経験するということです。
また、あなたの人生で起こることはどんなことでもあなた自身が創り上げています。あなたが起こしています。ということは、すでに全てが思い通りということですよね?
全部思い通りに展開しているとしたら、あなたはどんな態度でそれを見ますか?
“そうそう、これこれ!”といって、起こることを楽しめるようになるでしょう。「よくこんなことを考えついたわ!」といって、自分の才能に驚くかもしれませんね。
起こることを純粋に楽しめるようになってきませんか?起こることというより、起こしたことのほうが性格かもしれません。
それが製作者の立場で見る、経験するということです。
あなたは今、どちらの立場で物事を経験していますか?
登場人物としてですか?それとも、観客や製作者の立場ですか?
物語の中に入ってですか?それとも、物語の外からですか?
P.S エクスタシーというのは「外に出る」という意味ですが、「中に出す」方がよりエクスタシーを感じるという矛盾(笑)