「Oh!MyGod!」と思わず叫んでしまいます。
なんでよりにもよってこの日に台風がぶちあたるのか?
何かというと、9月5日から長崎のハウステンボスへ旅行することを決めていたんですが、ちょうどその日に長崎あたりに台風12号が来ると言っているではありませんか!
なんたる不運か。
今までの私なら「なんでこんな日に決めたんだろうか・・・」とか「台風で行けなくなったらどうしよう・・・」とか「旅行もさせてくれないのか!」などと思って心穏やかではなかったかもしれません。
が、もうそんなことはありません。
台風12号が旅行の日に長崎を直撃するニュースを見るたびに「完璧だ!」と思うようにしていました。
それから、楽しく旅行できているところをイメージして楽しさを先取りしました。それをした後は「もうどうなってもいいや。」と開き直っていました。
すると、無事飛行機も飛んで長崎まで行けましたし、長崎の天気は気持ちのいいくらいいい天気でした。
若干夫婦喧嘩はしたものの、楽しい旅行になりました。
これが現実を無視して、望んでいる現実を選ぶというやり方です。
起こっている現実は、旅行の日に台風が直撃して旅行できなくなりそうだ。ということです。これに反応していると、上に書いた通り「旅行できなくなったらどうしよう。」と不安になったり、台風が来たことに行き場のない怒りをぶつけたりしてしまいます。
もちろん、台風が来ていることを知った直後はそんなことを考えたり感じたりするでしょう。なので、これらの考えや感じた気持ちは気持ちでOKとします。でも、それをいつまでも引きずらないようにします。
台風が直撃すること、予定していた旅行ができなくなることは望んでいないことです。なので、望んでいないことをいつまでも考えるのをやめ、望んでいることに意識を向けます。そのあとはそれに執着しないことです。「旅行できなくなるのは嫌だ!」という執着になってしまうと、望んでいない結果を招いてしまいます。
望んでいる状態は明確にするも、それが実現することもしないことも受け入れる気持ちでいます。要は、どっちになってもいいから気にしないという態度です。
そうすると上手くいきます。
目の前に映っているものを見て「嫌だ、嫌だ、どっかに行け!」と言っている限りそれはどこにもいきません。目に映っているのもが嫌なら、何を望んでいるのかを明確にし、その時の気持ちを先取りしましょう。あとは結果に執着せずに、淡々と今を生きることを実践しているといいと思います。
例えば、貧乏が嫌でお金持ちになりたいとします。貧乏が嫌だ嫌だ!と言っているうちはずっと貧乏な状態が続きます。貧乏が嫌なら、望んでいる状態はお金持ちの状態です。お金持ちになったらどんな気分になるかを先に体験します。あとはどっちでもいいやと開き直って忘れてしまうことです。
P.S 奥さんがダイエットしないことをいつまでも「嫌だ!どっかいけ!」と言い続けた結果、見事に現状維持しています(笑)
P.P.S ハウスインポスで撮った写真です。