片手ずつロープへ持ち替えれば大丈夫なので、そう何度も私も係のお兄さんも伝えてるんですが「怖い」が先に来てしまってて、どうしてもロープをつかむことができませんでした。
何度説明してもロープをつかまない息子にキレてしまいました。大声を出したりはしませんでしたが、かなりキツい目線を息子に向けていました。
私はきっと「できないヤツ」を見るのが本当にイライラするんでしょうね。その後もしばらくイライラしていました。かろうじて息子には「挑戦したことがすごいからな。」とは伝えられましたが、それでも腸が煮えくりかえる勢いでイライラしていました。
何がそんなに腹が立つのか、イライラするのか分かりません。小さいときに何かできなくて親に怒られたとかあるのかもしれません。そんな自分自身を否定しているのかもしれません。
息子はそんな私の一面を見せてくれたんでしょう。イライラに対して正当化することもなく、何もせずそのままにしていました。
私も怖くて怖くて身動き取れなくなってしまうこと、あります。いくら「大丈夫」と言われても「怖い」と思ってしまうことがあるなぁと思っていました。そういうのを見せてくれてるんだなと思うと自然と感謝できるようになります。