はじめから思いがなければ?

何かで思い悩むのって、「思い通りにいかないとき」ですよね。怒るのも自分や他人や状況や出来事が「思った通りにいかない!」と感じるから怒ります。思ったとおりにいっているのに不安になったり怒ったりしませんよね。

ということは、全ての苦しみの原因は「思い通りにいかないこと」だと思います。

だから、苦しみを避けようとしてあらゆるものを「思い通りにいかせよう」とします。つまり、ありとあらゆるものをコントロールしようとします。苦しみたくないからですね。

そう、苦しみたくないからコントロールしようとするんですよ。で、コントロールできれば苦しみませんが、コントロールできない場合や、できそうにないことを感じると不安や怒りなどの苦しみと分類される感情を感じるハメになります。

思い通りにいかないから苦しむ。苦しみたくないから思い通りにしようとする。そして思い通りにいかないことに対して苦しむ。

あれ?はじめから「思い」がなければ苦しむことはないのでは?
思い通りにするのは手段の1つで、目的は苦しまないことですね。苦しみを避けることが目的です。思い通りにいかないことが苦しむ原因になっているなら、そもそも思い自体を持たなければよくね?ってことですね。

思いってのはこういうやつです。
夢、期待、希望、理想、願望などなど、今この瞬間にないものです。

夢と書きたいとか希望というと、長期的なイメージがします。数年や人生をかけたビジョンとか、数ヶ月など長期的なイメージを思い浮かべますが、私たちは秒単位でこの期待や希望、理想を思い描き、その通りにならなくて苦しむということを繰り返しています。

子どもが言うことを聞かない。うんこが出ない。思わぬ渋滞が起きている。電車がまた人をはねた。電話をかけても出ない。雨が降っている。今日はちょっと熱っぽい。不安な気持ちは出てくるべきではない。

まさに瞬間瞬間、いまそうなっていないものを求めて苦しんでるのです。

あなたが何かで苦しんでいるとしたら、あなたが何かに対して期待したり、今この瞬間にないものを求めているからです。それに気づきましょう。気づいたらそれで終わりです。「あぁ、自分はこれに対して期待してたんだな。」で終わりです。その期待を「これが苦しみの元になっている!」として変えたりしようとすると、それも今この瞬間にないものを求めていますから、やっていることは同じです。

何が起こっても、「あぁ、これが起こったんだな。OKOK。」そんな態度でいてみてください。映画やドラマを見るときはそうじゃないですか。「こんな展開はあってはならない!」なんて怒ったりしませんよね。思い通りにシナリオが展開しなくても「あぁ、こうなったのか。なるほど」と楽しめますね。

そんな感じであなたが体験することを観てみましょう。

それはなにもやせ我慢するということじゃないですよ。例えば部屋にいて暑さを感じたのに「この暑さを変えようとしてはならない!」みたいに思ってやせ我慢する必要はありません。それこそ苦しみじゃないですか(笑)
「あ、暑いな。エアコンつけよ。」それでいいんです。そこには何の苦しみもありませんね。

瞬間瞬間の「〜であるべき」「〜であるべきでない」を捨てていく感じですね。何かに苦しさを感じているなら、「〜べき」を探してみてください。あなたはどんな「〜べき」に苦しんでいますか?

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