なぜ、直感に従ったのに悪いことが起こるように見えるのか?

バシャールをはじめとして、色んな本が「ワクワクに従って動け」「直感に従って動け」と書いています。私もこれには賛成です。ワクワクすること、気持ちが動くこと、直感でやりたいと思ったこと、やってみようかなと思ったことに従うようにしています。

が、ここで一つ落とし穴があります。先日の記事、引き寄せの法則を忘れた方が良い理由でも挙げましたが、ワクワクや直感に従って動いてもすぐさまいいことが起こるとは限りませんし、いいことばかりが起こるようになるわけではありません。

ワクワクについて書かれている本やサイトを読むと、引き寄せの法則について書かれているのと同じように、いいことしか起こらなくなるような印象を受けてしまいますが、そうではありません。いいことしか起こらなくなると思うと、ワクワクや直感に従って動くということが続けられなくなります。

「ワクワクに従って動いたのに、全然あかんやん!もうや〜めた。」となるわけです。

では、なぜワクワクや直感に従って動いたのに悪い出来事に遭遇してしまうのでしょう?色んな人がワクワクに従って動いたら間違いないと書いているのに。

それは、その出来事だけを見て判断してしまうからです。例えば、「あそこに行ってみたい!」と直感で思ったり、ワクワクが出てきて向かったレストランがあるとします。でも、そのレストランの飯がまずかったり、接客態度が悪かったりすると「直感やワクワクに従ったのに、なんでやねん。」となってしまいます。でも、そのレストランからの帰り道やその付近で、自分が前から欲しかった物や情報を入手できることがあったりします。ここまで経験すると「ああ、ワクワクに従ってよかったな。」となります。

上に挙げた例のように、すぐさま自分にとっていいと思える出来事が起こればいいですが、そうとも限りません。私自身の例を挙げます。

中学1年生の時です。小学校からの友達が急にエレキギターなどを始めたんです。私は一切興味が無く、友達の家に行って友達が弾いているのを聞いて「タダうるさいだけやん。」と思っていました。でも、その1年後、なぜか自分も始めたくなったのです。

中学2年生からギターをはじめ、とても熱中しました。バンドもやりました。高校2年生の時にふいに「これで一山当てたい」と思いました。音楽で成功したいと思ったんです。そうして、高校卒業後は音楽の専門学校へ進学しました。

しかし、音楽への道は自分にセンスが無いことと、狭き門でこれから何年も、もしかしたら10年以上下積みを続けていく気になれなかったので専門学校は1年ちょっとで行かなくなってしまいました。専門学校に通う学費が300万円、それから一人暮らしをするためにかかった費用が2年で300万円はかかっていると思うので、約600万円を捨てたことになります。

ここだけを見ると、失敗です。直感に従って動いたのになんでやねんとなります。ただ、音楽の道を諦めたおかげで、自分はお金が好きだということに気づけ、FPの資格を取り、今に至っています。あのとき直感に従わず、「音楽の道なんて無理に決まっている」と思って大学に進学していたら、今頃普通のサラリーマンをしていたかもしれません。

今から思うと、中学校くらいの時に節約節約を強いられる暮らしや親子代々お金で苦労していることに嫌気がさし、「絶対に自分の代でお金の苦労を終わらせる」と固く決意したことが、ギターを初めて音楽の専門学校へ進学させること、音楽の道を断念させてお金の仕事をすることにつながっていたのかもしれません。

私たちの目や思考は目の前のものしか見えていません。その状況だけ、出来事だけを見て「いい」「わるい」を判断してしまいます。しかし、直感やワクワクは自分の現状や進みたい方向などを俯瞰して見た指示なのです。どちらにしたがった方が自分にとって良いかは火を見るより明らかです。

直感やワクワクの俯瞰して見た指示通りに動くと、あなたの目に映る状況や出来事は「悪い」と判断できる出来事に遭遇することもあります。しかし、その出来事を起こすことがあなたの目指したいところに行くために必要なことであり、一番の近道なのです。

直感やワクワクに従うと、間違いはありません。しかし、すぐさまいいことが起こるとは限らないし、「あのときのあれがあったからだ。」と思えるには何年もかかる可能性があることを覚えておくといいですね。

 

P.S ケチってはいけないことを学ばせるために、安い風俗に行けばとんでもないハズレを引くのも同じようなことです(笑)

 

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