私は小さいときからいたずらが大好きです。
よく弟にちょっかいを出して弟を怒らせたりして兄弟げんかに発展し、母親に怒られていました。
今も娘をからかって怒らせて「パパ嫌い!むこういけ!おうちかえれ!」と言われています。
娘は車に乗るとよくアンパンマンの歌やその他いろんな歌を歌います。一人で機嫌良く歌っている横から一緒に歌ったり、リズムや音程を変えて歌うと気持ちよく歌えなくなるのか「パパ歌うな!」と言って怒ります。
いたずらをする側の心理としては、何らかの反応を得られるのが楽しいのです。なので、いたずらした相手が怒っても笑っていてもおもしろいのです。
反応がある限り同じいたずらを繰り返します。
弟をからかっていたときも母親が「おまえがいちいち怒ったりするからいつまでもされるんぞ。」と弟にも注意していました。放っておけと。
いたずらする側の心理としては、放っておかれるほどツラいことはありません。何の反応もなければ、空しくなってやめるか、追加で何かやってみても反応がなければシュンとしてやめます。
ここに、私たちがお金や時間や人間関係でイラついたり、不安になったり、起こったりする出来事、しかも同じような出来事が繰り返し起こる理由が隠されています。
同じような出来事が繰り返し起こるのは、それに反応しているからです。つまり、不快とレッテルを貼れるような気持ちを経験したり、イヤだと判断したりするから、いつまでも同じようなことが起こるのです。
あなたが経験している出来事はあなたの言動によって作られているわけではありません。ここを説明すると長いので、いたずら好きな神様があなたが経験する出来事を起こしていると思ってください。
いたずら好きな神様はどんな出来事でも起こせます。その力を使っていたずらするのが大好きです。あなたにいろんないたずらを仕掛け、イラつかせたり不安にさせたり、怒らせたり悲しませたりします。そして、その反応が得られる間は同じことをするのです。
あなたがいたずら好きであれば、その時の気持ちを思い起こすと、神様の気持ちがよくわかると思います。
同じことをやっても反応が取れなくなったら、別のことをやります。
あなたが「なんでこんなことばかり起きるんだ?」というループにはまっているような気がしたら、その出来事にいちいち反応している自分がいないかどうかチェックしてみましょう。反応しているうちは同じことが起こります。
では、どうすればそのループから抜けられるか?というと、反応しないことです。その出来事に対して良い悪いの判断を下さない。それから、その出来事を経験して出てくる気持ちをすべて感じきることです。それができれば、その出来事に対してはもう何の反応もしなくなります。すると、ループから抜け出せます。
お金の苦労や不安から抜け出せないのは、ずっとお金が絡む経験、特に損をしたり無くなるんじゃないかと想像したりして、不安になったりという反応をしているからです。
反応しない、つまり意識しないで済む出来事を増やしていくこと。これができるようになるほど、自由が広がっていきます。
P.S 気持ちよくなくなったらオナニーしなくなるのと同じですね(笑)