なぜ、したくもない事を永延としてしまうのか?

なぜ、したくもない事を永延としてしまうのか?

私には長年の癖があったんです。長年、多分高校生かそれくらいの時からだと思いますが、こんな癖です。「ここから何を得られるだろうか?」という基準ですることを決めていたり、物事を見ていたりすることです。

映画を見るにしても音楽を聴くにしても、常にそこから何か得ようとしていました。そもそも映画なんかは時間を割いてまで見るメリットがないと決めつけていて、本当に最近になるまで映画を見ることはほとんどありませんでした。時間の無駄としか思えなかったからです。

音楽も、超高級スピーカーを買ってからは、音楽を聴くためだけの時間を作るようになりましたが、それまでは何かをする後ろでBGM的に聞いているだけでした。ただ、音楽を聴く、楽しむということは一切してきませんでした。

本を読むことも同じでした。自己啓発や仕事に役立つハウツー本などは死ぬほど読みましたが、小説を読むこともなければ、漫画を読むこともほとんどありませんでした。

何かを得られるなら、また得られそうならそれをやるけど、得られない、得られなさそうならそんなことはしないという感じです。常に貪欲に何かを得ようとしていました。そうして、自分をもっと完璧な人間にし、目標を達成しようとしていました。

一度、それを完全にやめた時期があったんです。それが、私が30歳になった時です。仕事も何もかもやめ、ただやりたいと感じたことだけをやる生活を始めた時です。その時に「マネーゲームから脱出する方法」という本に出会い、スピリチュアルなことを”学ぶ”きっかけになりました。

それからというもの、たくさんのスピリチュアル系の本を読みました。またそこから”得よう”としていたわけです。得ようとするものが変わっただけで、根本的なものは何も変わっていませんでした。

その根本とは「自分は完全でない。」という考えです。言い換えると「自分には何か問題がある。自分には欠けているところがある。」という考えです。それが根本にドーンと居座っていたので、私は永遠と自分の欠けているところを探して、それを埋めることばかり考えていました。

マネーゲームから脱出する法に出会ったとき、私は「ついに答えを見つけた!」と喜びました。私は母子家庭でお金の問題にまみれた家庭に育ってきて、それにうんざりしていたのでお金の問題の根本を解消したいと願い、そのために行動してきたのです。

その答えが書いてある本に出会った!とても嬉しかったのです。ここですぐまた間違いを犯します。”これを学んで根本原因を解消すれば”お金の問題から解放される。という間違いです。何が間違いかわかりますか?

問題が違う内容に切り替わっただけでした。それまで私はお金の管理の仕方や稼ぐ能力が足りないからお金の問題をずっと経験する羽目になっていました。しかし、それをいくら磨いたところでお金問題は解消しないことを経験していました。それに嫌気がさしたので、仕事も何もかもやめました。

そして、自分がいらない信念をたくさん持ってるから、マネーゲーム風に言うと、十分に力を取り戻していないからお金の問題を経験するんだという認識に変わったのです。前は、稼げないことが問題で、それ以降は、いらない信念をたくさん持ってることが問題だと思うようになりました。つまり「自分には問題がある」という考えはなんら変わっていなかったのです。

だから、クッソ怪しい本を何十冊も読む羽目になってしまいました。「私には何の問題もない。完璧で素晴らしい存在だ。」それだけで良かったんです。それに触れたこともあったんですけどね。でも、その時はイマイチ腑に落ちてなかったんです。

まぁ、いかがわしい本を何十冊も読んだおかげで、なんでそうなってるのか説明できますし、人にアドバイスするためには役立ちますから、それはそれで良かったんだろうとは思います。それだけ私が「自分自身には問題がある。欠けているところがある。」と強く認識してたんでしょうね(笑)

「私には問題がある。」「私には欠けているところがある。」この考えが、あなたをしたくない行動に駆り立てる原因です。そしてその考えの大元は「私は分離した個人である」という考え方です。要は、私は映画の主人公ですと勘違いしてしまうことですね。

先日、Netflixにあるドラマ「僕だけがいない街」を見ていたら、こんなセリフがありました。「人が行動するのは、自分に欠けているものを埋めようとするからだ」と。

あなたには何の問題もなければ、欠けているところも一切ありません。だとしたら、あなたは何かを埋めるために行動する必要はありませんよね。すると、あなたは何かをする”必要”はありますか?あなたが何かするとしたら、それは純粋にやりたいと思う行動ではないでしょうか?そしてそれに見返りは必要ないですよね。あなたがやりたいと思うことをやった。それだけで十分なはずです。

楽しいと感じることをしてください。楽しいと感じることをしなければいけないに変換せずに。楽しいと感じることを、楽しいと感じる時に、楽しいと感じる間だけすればいいです。あなたには何も欠けているところはありません。完璧で素晴らしい存在です。何も得たりする必要もなければ、何かを埋める必要もなかったのです。ほっと一息ついてください。

P.S 異性を求めるのも、自分に欠けてるものを求めてかもしれませんね〜。それだと性欲旺盛な私は、やっぱり欠けまくってるということでしょうかね(笑)

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