2ヶ月くらい前ですが、こんな記事を見ました。
是非、一度読んでみてください。
全米騒然、2人のセレブの自殺が語る「全てを持っている人生が幸せだとは限らない」
世界中の人が羨むような富、名声を得ていても、幸せになれるとは限らないということですね。幸せなら自殺しないでしょう。
しかも、やりたいことをやっているように思えますよね。上の記事の二人を見ると。
私は、2つ理由というか考えられることがあります。
1つは、「する」ことではなく、存在の価値を見いだせてなかったのではないか?ということです。
少し前の記事で書いた「基礎工事」ができていなくてグラグラな上に立派な豪邸を建ててしまったので、あっけなく壊れてしまった感じですね。
自分の存在にしっかりと価値を感じ、安心することが十分できていれば、状況や出来事がどうにかなったくらいでへこたれること、自殺するようなことはありません。なぜなら、自分の価値や安心感は外部からもたらされるのではないとわかっているからです。
幸せが外部に左右されることも、依存することもありません。
もう1つは、本当にやりたいことをやっていたのではないんじゃないか?ということです。
二人とも、いわゆる「成功者」として名をはせていますよね。「成功者」というのも1つのレッテルですが、その他のレッテルをバッチバチ貼られてて(実際には自分で選んで貼ってる)、そのレッテルが自分自身と合ってないのに気づきつつも、今更変えられない苦悩があったんじゃないかと思います。
例えば、「私はケイトスペードの創業者」というレッテル、それから「創業者たるもの、いつも革新的でなければいけない。」とか、あんまり思いつきませんがそういうのが沢山合ったんじゃないかと思います。
そうそう、「周りの期待に応えないといけない!」という思い込みですよ。たくさんある周りからの期待と、本当の陣の気持ちのギャップに耐えられなくなっての自殺だと思います。
自分自身の声ではなく、周りの声ばかり聞いた結果だと思います。
こちらの記事でOSHOが「他人の期待に応えることが、あなたが自殺することになる得る唯一のやり方だ。」と語っています。
(出典:人を喜ばせること)
いくら富を築いていようが名声を得ていようが、それが他人の人生であれば不幸だということですね。また、存在に自信や安心感がない状態で上物ばかり立派にしても不幸だし、そんなモノは簡単に崩れ去るし、上物が大きければ大きいほどショックも大きくて生きているのも辛いくらいになるということも言えます。
存在に自信や安心感を感じるのは「自己」に気づくことです。今に在ることです。それを確立した上で、あなたがやりたいと感じることをやる。自分の人生を生きることだと思います。
P.S AVを参考にセックスしても相手を喜ばせられないのと似てますね。それは他人のセックスです(笑)