「もうどうすればいいか分からない。」「何をしてもうまくいかない。」「これ以上できることは何もない。」もしかしたら、あなたはそんな状況かもしれませんね。
とても苦しい気持ちを抱えているかもしれません。「死にたい」という考えが頻繁にやってきているかもしれません。「自分なんていない方が良いんだ。存在する価値のない人間だ。」と思っているかもしれません。
「できない。やりたくない。」「でもやらなければいけない。」そんな葛藤を抱えているかもしれません。
「助けて欲しい。」そう思って見ても、何も変わらない目の前の現実に絶望しているかもしれません。
そんな状況にいるとしたらあなたは大きなチャンスをつかんでいます。あなたが自由に羽ばたくチャンスです。
どうすればいいかをまず捨てる
「どうすればいいか?」というのは、ある出来事や状況に対してどう対応するのが適切かを考えるということです。
例えば、「収入がない、売り上げが足りない」という状況があったとします。その状況に対して「どうすればいいか?」を考えるのは、収入を増やす、売り上げを増やすにはどうすればいいかの手段を考えるということです。
収入を増やすのも、売り上げを上げるのもたくさんの手段があります。あなたも、たくさんの手段を学び、実践したでしょう。たくさんの「私はこれで成功した」といわれている方法を学んできたでしょう。
その方法は、あなたにも効果があった時もあったでしょう。そうしてあなたは「この方法でやればうまくいくんだ。」と思います。引き続きその方法を使い、もっとブラッシュアップしていきます。
しかし今、その方法を使ってもうまくいきません。あなたは首をかしげます。「おかしい。今までずっとうまくいってたのに、どうしてうまくいかないんだろうか、、、」そうして、あなたはその方法がうまくいかない原因を探すようになります。見つけた原因を解消しようとします。
あるいは、知っている別の方法を実践するか、学んで実践してみます。うまくいけばいいですが、今のあなたはその別の方法すらうまくいっていないでしょう。他の方法を試してもダメ、何をしてもダメ。
そんなあなたは「どうすればいいのか?」から卒業するタイミングに来ているのです。
「どうすればいいか?」は他人の人生を生きること
「どうすればいいか?」「どうすべきなのか?」というのは、あなた以外の誰かが考えて決めたことです。また、他人が決めた成功を実現する手段として現れてきたことに過ぎません。それについて詳しくはこちらの記事を読んでください。
集客、売り上げアップ、マーケティング、成功者のまねをしてもうまくいかない本当の理由
どうすればいいかが他人基準だということをもう少し詳しく書くと、「私は○○だから、○○をするとうまくいくと考えます。」ということです。つまりは、その人が決めた設定な訳です。
例えば、ダイレクトレスポンスマーケティングを例にしてみます。ダイレクトレスポンスマーケティングは、興味のある人に興味を惹くようなメッセージを届けると、より高い成果を上げることができるというものです(これは私の理解です)
誰かが、「誰に言っているかわからないようなメッセージを見せるよりも、購入して欲しい人が「私のことだ!」と思うようなメッセージを投げかけた方がうまくいく。」と考え、そう設定したことに過ぎません。
あなたがその考えに触れ「それは良さそうだ。」と思い、「ダイレクトレスポンスマーケティングを上手くやれば、成功する」という設定をします。そうして、あなたはダイレクトレスポンスマーケティングを一生懸命学び、上手くやってきました。一時的にうまくいったでしょう。しかし、今はうまくいっていない。
うまくいっていない現状から抜け出したいと心から願っているでしょう。それと同時に、うまくいっていない現状を呪っているでしょう。「なんで俺がこんな目に遭わなければいけないんだ!」「一生懸命やってきたのに!」「他の能力が低い奴が成功してて、俺が成功しないのはおかしい!」と思っているでしょう。
でも、あなたは「どうすればいいか?」「どうするべきか?」という罠から抜け出す準備ができているのです。
どうすればいいかを追い続けることはラットレース
世の中には死ぬほど成功するための方法があります。ダイレクトレスポンスマーケティングもその1つです。
あなたがダイレクトレスポンスマーケティングを成功するための方法として選んだとすると、その方法をやり続ける必要があります。例え、あなたがその方法を楽しいと思っていなかったとしてもです。
ダイレクトレスポンスマーケティングが上手な人がたくさんいます。その人達が基準を作る人です。人の数だけ基準が違います。あなたは、それをずっとずっと追いかけ続ける必要があります。しんどくないですか?
うまくいかなくなったら、別の人から別の方法を学び、同じ人から別の方法を学び、それをやり続けなければいけませんよね。
一番しんどいのは、あなたがやることを常に、誰かが決めた基準に合っているかどうかを気にし続けなければいけないということです。
あなたがそれを純粋に楽しんでやっているなら問題ありません。ヘッドラインを考えるのが好き、スワイプファイルを選ぶのが好き、リサーチが好き、コピーを書くのが好き、結果が出るとか出ないとかに関係なく、その行為自体が好きなのであれば全く問題ありません。
しかし、楽しんでやっておらず、成功するための手段としてやっているなら、ドンドンしんどくなってきます。結果が出ればいいですが、結果が出なければしんどい作業なだけです。
そんなのは、売春婦と同じです。汚いおっさんに金のためだけに抱かれているパパ活女子と同じです。そういう人達のことを否定はしませんが、あなたがそうありたいのか?ということです。
一生誰かのご機嫌伺いをする必要がある
このように、あなたが誰かが作った方法で成功しようとするとき、ずっとその方法が上手くやれているのかどうかを気にする必要があります。
さらには、見込み客やクライアントのご機嫌伺いをする必要もあります。あなたが見込み客やクライアントに響くメッセージを投げる、反応が取れる集客方法やマーケティングをしようとするとき、ひたすら見込み客やクライアントの事を考え、ご機嫌取りをしなければいけません。
見込み客が気に入ることをいい、見込み客が気に入る商品やサービスを作り続ける必要があります。あなたが言いたいことや、あなたが創りたいもの、やりたいこととは関係なくです。
もちろん、上に書いたとおりそれが純粋に楽しいならそれで構いません。でも、あなたが今うまくいっていないということなら、それは純粋に楽しいことではないんでしょう。
SEOにしてもそうです。ずっとずっとGoogleの機嫌をとり続ける必要があります。Googleの仕様が変われば、またやり方を変え、変えられたら違うやり方をやり、と永遠に終わることがありません。
インスタやyoutubeで稼ぐ方法が出たと思ったら、またそれを学んで実践して、、、別の新しいものが出たらそれを学んで実践して、、、あなたのいいたいことや、やりたいこととは全く無関係にです。
収入、売り上げ、お金のことだけではない
努力家のあなたは、収入や売り上げを上げること以外にも、たくさんの自己啓発書を読んだりセミナーに参加したりしたでしょう。7つの習慣とか、「思考は現実化する」とか、色々読んだでしょう。嫌われる勇気とかも。
スピリチュアルな本も読んだかもしれません。引き寄せの法則から始まり、ホ・オポノポノとか、自分を愛すればいいとか、悟りの本とか、色々読んだかもしれません。
あなたが、たくさん学べば学ぶほど、あなたに守るべきルールができます。「こういうときはこうすればいい。」「こういうときはこうすべきだ。」というものがたくさんできます。
そしてあなたは、一瞬一瞬、あなたの言動、思考があなたが学んだことの基準に合っているかどうかをチェックし続けます。何か1つでも基準から外れたりすると「あぁ、やってしまった。こういうときはこうしないと。」と考えます。
できない自分を責めます。できないと成功できないと強迫観念に駆られます。しんどくなります。でも、「成功するためにはこうすればいい。こうすべきだ。」と言われているので、「それを捨てるなんてとんでもない!」と思っています。だから捨てられません。
あなたが学んだこと以外もそうです。親や学校の先生や友人や上司などから言われた基準を守ろうとします。「こういうときはこうすべきだ。」「こうあるべきだ。」「これをしてはいけない。あれをすべきだ。」というのを守ろうとします。
守るべき基準が多すぎて、身体がカチカチに固まっていませんか?
あなたは一生懸命やってきました。あなたが学んだことを守るために一生懸命やってきましたし、親やその他誰かに言われたことを守ることも一生懸命やってきました。
でも、もうヘトヘトになっていませんか?
あなたが今、何をやってもうまく行かないのであれば、もうそんな他人のご機嫌伺いをし続ける、お金のためにやりたくもないことを永延とし続ける売春婦のようなことはやめませんか?(売春婦が悪いと言っているわけではありませんよ)
どうすればいいか分からない、どうすべきか分からないということは、いままであなたが守ってきた「他人基準」を一切合切全部捨てて、自分で決めたルールで自由に生きるための準備が整っているということです。
あなたはどうありたいか?
他人が決めた基準、ルールを守り続けるのでは無く、あなた自身で作ったルールで自由に生きることができます。そうありたいと思いませんか?
なぜそれが可能なのか?それは、あなたがあなたの人生の創造主だからです。この世界にはたくさんの人がいるように見えますが、実際にはあなたしかいません。この世界はあなたのためだけに創られている遊び場なんです。
どうすればそれが分かるかは、本当のあなたがどこにいるのかが分かれば腑に落ちやすいと思います。それについては、こちらの記事で詳しく書いたので読んでください。
本当のあなたがどこにいるかが分かれば、全部自分が映し出されたものだと言うことがわかります。あなたは世界に自分を映しているのです。ということは、あなたがどうあるかがそのまま世界に映し出されているということです。
であれば、あなたが何を見たいか、何を経験したいかによって、あなたの在り方を決めればいい。ただそれだけです。
今まであなたは、「成功したい」と思ってきました。ということは、「成功していない」ということです。それがあなたの在り方でした。だから、せいこうするためになんやかんややったとしても、失敗に終わるのです。一時成功したように見えたとしても、結局は失敗してしまうのです。
あなたが成功を経験したいのであれば、あなたの在り方は「私は成功者である」です。
あなたが豊かさを経験したいのであれば、あなたの在り方は「私は豊かである」です。豊かではないから、豊かになろうとしてあれこれやっていたということです。
あなたが幸せを経験したいのであれば、あなたの在り方は「私は幸せである」です。あなたは幸せではないから、幸せになろうとしてあれこれやっていました。誰かが決めた「幸せになるための」ルールにひたすら従おうとしていました。
在り方を選ぶための方法はない
在り方を選ぶとそれを経験する。そのためにはどうすればいいのか?と考えてしまうと思いますが、それは誤りです。
どうすればいいか?は「する」事であり、「ある」事ではありません。そのため、ありたいならそうあるというのが唯一の方法です。
豊かでありたいなら、豊かであることです。自由でいたいなら自由であることです。幸せでいたいなら幸せであることです。成功者でいたいなら成功者であることです。
見た目に騙されない
あなたが経験したい在り方を決めたとします。例えば「私は豊かである。」という在り方を選択したとしましょう。
だからといって、すぐさま大金が空から降ってきたり、預金残高が自動的に100億円になったりする可能性は低いです(あり得ないことではないです)
そのため、あなたは「豊かさであるけど、何も変わらないじゃないか!」と思うでしょう。十中八九そう思うはずです。
しかし、その見た目に騙されてはいけません。あなたが在り方を「豊か」に変更する、つまりあなたの人生の設定を「豊か」にした途端、あなたはもう豊かになっています。例え、目の前の現実が何の変化もしていないように見えても、確実に変わっています。
ファミコンなどのゲームを思い出すとイメージしやすいです。ファミコンのグラデュウスなどのシューティングゲームやアクションゲームは、タイトル画面やオプション画面でゲームの難易度を選べますよね。だいたい「EASY」「NORMAL」「HARD」から選べます。
難易度を変更しても、タイトル画面はそのままです。プレイを始めても、難易度が変わったなと気づくまでにはタイムラグがあるでしょう。例えば、グラデュウスであれば、敵が撃ってくる弾の数が少ないことを見てはじめて難易度が変わったことに気づけます。
しかし、実際はオプション画面で難易度を「EASY」に設定したときから変わっているのです。
あなたの決定を信頼してください。あなたが在り方を変えた途端、人生の設定を変えた途端、もうそれはすぐさま反映されています。
でも、あなたが「何も変わってないじゃないか!」と思って、もしくは「何も変わって無いじゃないか!」というゲームキャラの反応を真に受けて変更を元に戻してしまうと、やっぱり何も変わりません。
そうならないように、在り方はちょこちょこ思い出してください。
あなたは「どうすればいいか?」から解放される
あなたが好きな在り方を選べば、あなたが何をしてもそれが反映されます。あなたが「成功者」という在り方を選べば、あなたは何をしても成功していきます。なぜなら、あなたはもう成功者だからです。
これが、あなたが「これこれをしないと成功できない。」とまた考えて、その考えをそのままあなたの設定にしてしまうと成功者の在り方ではないので、失敗するでしょう。
あなたが「豊かさ」を選んで、「豊かであること」を選べば、あなたは何をしてもどうやっても豊かになるでしょう。なぜなら、あなたはもう豊かだからです。
これが、あなたが「収入がないから、少ないから、売り上げが足りないから、預金残高が少ないから豊かではない。」とまた考えて、その考えをそのままあなたの設定にしてしまうと、豊かではないという設定が反映されて豊かではなくなります。
つまり、あなたが何をするか、何をどうするかは関係なく、あなたの在り方が全て、それによるあなたの人生に対する設定が全てだということです。
あなたが成功者の在り方をするなら、どんなことをしていても構いません。人が考えた方法に従う必要はありません。あなたが「楽しい!」と感じるやり方でやってください。それが一番です。
もちろん、上にも書いたとおりダイレクトレスポンスマーケティングが「楽しい!」と感じるならそれをすればいいでしょうし、その他の他人が考えたやり方が「楽しい!」と感じるならそれをやればいいでしょう。
あなたの行動と何を得るかは一切関連がない
あなたが経験したいことを決め、その在り方を選ぶ。そうすると、あなたが何をしていてもそれを経験します。なぜなら、あなたの行動と何を得るかは一切関連がないからです。
通常、あなたは「私が○○をしたから○○を得た。」と考えます。見かけ上はそう見えるからです。しかし、実際には違います。あなたが「私はこれこれを持つ、得る」という設定をしたからそれを持った、得たのです。
あなたの設定が全てです。行動は関係ありません。行動が関係ないなら、あなたは「どうすればいいか?」などと考える必要はありますか?
その時やりたいと感じることをやればいいし、やりたくないと感じることをやらなくてもいい、楽しいと感じることを楽しいと感じる間だけやればいいのです。あなたは自由になります。
ここで間違いがちなのが、「やりたいことをやればうまくいく。」「やりたくないことをやらなければうまくいく。」「楽しいことをやればうまくいく。」と考えてしまうことです。これらも一切関係がありません。
あなたが「成功者」という在り方を選択する。後は、何をしようがしまいが成功する、うまくいくということです。「〜すればうまくいく」だと、結局の所それをしなければうまくいかないということです。あなたは自由ではありません。
「やりたいことをやらなければいけなくなります。」そうなると、やりたいことがないときはとても苦しくなります。やりたくないことを断れなければうまくいかないと考えてしまって苦しくなります。楽しい気分でいられないとうまくいかないと考えてしまって苦しくなります。
こういうのは自由ではありません。あなたの決定が全て、あなたの在り方が全てで、あなたが得られるもの、経験したい状況とあなたの行動は一切関係がありません。あなたは何をしてもイイのです。そして、あなたは在り方も選べます。
まとめ:どうすればいいか分からなくなったら、自分のルールで生きてく
どうすればいいかを考えること、どうあるべきかを考えること、これはあなた以外の誰かが決めたことです。その人がそうすればいい、そうすべきだ、そうあるべきだと考えているだけです。
それに従ってもいいですし、あなた自身の在り方を選ぶことができます。
あなたが経験したい在り方を選ぶ。そうすれば、あなたは何をしてもそうなります。あなたが「成功していない」という在り方を選択して何をしても失敗してきたとおり、あなたが在り方を「成功者」に設定すれば、何をしても成功します。
あなたは好きなことを好きなようにできるようになります。
あなたが経験したいことはどんなことですか?だとしたら、あなたはどうありますか?