先日、マクドナルドを買って自宅で食べていたときのことです。
奥さんが注文したえびフィレオの袋を広げ、テーブルに敷きます。
その上にえびフィレオを置きます。えびフィレオの上のパンとえびフィレをもちあげ、レタスをあらわにします。
「一体何をするんだろう?」そう思って眺めていました。
次の瞬間、レタスをすべて除去していたのです。
「いやいや、そんなことするんだったら注文するときにレタス抜きでたのんだらよかったのに。」と思いましたが、そのすぐ後でこんなことも思いました。
きっと店員さんはえびフィレオを作るのにあれこれ考えて作ってなくて、身体が自然と動いているはずだ。そんな中「レタス抜き」というイレギュラーな注文が入ると、何も考えずにレタスが入っているえびフィレオを作ってしまい、レタス抜きのえびフィレオができあがるまでに時間がかかるリスクがあるな。
私は飲食店で数年バイトしたことがあり、キッチンで料理を作っていました。各料理の作り方を覚えてそれに慣れると、無意識に身体が勝手に動いて作れるようになります。しかし、イレギュラーな注文には弱くなります。何も考えずに作るので「ああ、この注文ケッパー抜きだった!」みたいなのを忘れるんですよね。しっかりとイレギュラーな注文に対して意識を向ける必要があります。
料理でなくても、無意識に身体が動いて失敗することはありますよね。
私は今でもたまにやるんですが、お風呂でシャンプーした後にリンスじゃなくてもう一回シャンプーしてしまったり。
このとき、身体は無意識に動いています。シャンプーボトルをプッシュしてシャンプーを出し、頭につけ、泡立て始めたときにはじめて「あれ、なんか泡立ちがすごいな・・・そういやもうシャンプー終わってたわ!」と気づきます。
こういう失敗は頻繁にはない、、、、でしょうか?
私たちは常にこんな失敗ばかりしているとしたらどうでしょう?
実は、私たちはいつも無意識による失敗をして、さらにそれに気づいていません。何が起こっているかというと、無意識のうちにろくでもないことを考えて不安になり、必要の無い行動やドツボにはまるような行動に発展させてしまうことです。
ろくでもないことを考えること、つまり思考が出てくるのはほとんど無意識です。思考を起こそうと思っていなくても勝手に出てきます。しかし、思考に対して無意識であり続けるがために、その思考が失敗、ミスであることに気づきません。
シャンプーのたとえでいうと、シャンプーが2回目だと気づかずに洗い流し、もう一度シャンプーし出しているようなものです。「明日頭がかゆくなったらどうしよう・・・」と考えてずっとシャンプーし続けます。
無意識のうちに思考が出てきます。それを無意識のうちにつかんで発展させ、不安になったり恐れたりします。まだ何も起こっていないのに。もう一度言います。まだ何も起こっていないのに、です。
まだ何も起こっていないのに不安を引き起こし、身体にこんな影響を与えています。
- 動悸
- 胸の痛み
- 体温低下
- 口の渇き
- 食欲不振
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 腹部膨満感
- 息切れ
- 胸を締め付けられる感じ
- 頭痛
- めまい
- 震え
- 性欲低下
- 頻尿
- 排尿困難
- 肩こり
- 全身各所の痛み
これらは不安が身体に与える影響です。
身体に与える影響以外では、必要以上にお金を貯め込むことで生活や人生の質を下げること、やりたいことができなくなることが考えられます。また、子どもにもお金に対するネガティブな印象を与えるようになるでしょう。
思考はどうやっても出てくるものです。それをつかむかつかまないかは意識的に選択することができます。「ああなったらどうしよう・・・」「こうなったらどうしよう・・・」という思考が出てきたときは、「起こってから考えればいいや。」と言ってスルーしてください。その時に何らかの気持ちが出てくるようであれば、その気持ちを感じきり、自由へ一歩近づけたと捉えるといいです。
もしくは、以前に不安になっていたことで、別になんともなかったことやなんとかなったことを思い出し「あのときも大丈夫だったから今回も大丈夫だろう。」と、それ以上考えるのをやめてしまいましょう。
私たちは今、不必要な思考をつかんでしまうことが通常運転になってしまっています。それを意識して思考をつかまないことを通常運転に切り替えてみてください。驚くほどストレスが減っていることに気づかれると思います。
そして、思考していないときのなんとも言えない安心感や至福感が安心できる現実や幸せな現実を作ってくれます。
P.S お酒を飲むと無意識に風俗へ行ってしまいます。そして、風俗でイッてしまいます(笑)