質問をいただいたので回答しました。
はじめまして。中川さんのブログが更新されるのをいつも楽しみにしています。
願望実現に関しては、今まで叶ってきた方なんですが、最近、貯金が減り続け、今年1月くらいからスピリチュアルな人が周りに増えてきて、色んな本やブログを読んでいる中で、中川さんのブログにたどり着きました。
お金がある証拠を探そうと「ある」に意識を向けなきゃと思ってやってきましたが、貯金がほぼゼロになり、「私ってほんまにお金ないやん」と「お金がない」と言うことを自分に許可できた時、安心感が胸に広がり、なんか豊かだなと感じることができました。
まだ、どうやって支払っていいかわからない請求などがありますが、どーにかなるやろっとどこかで思えています。 そして、お金の不安が出てきたときに感じ切ろうということをやっていたら、最近は不安になろうと思っても不安になれなくなってきました。
不安になれない自分は、ただお金というものに対して不感症になったのか、現実逃避してるだけなのかよくわかりません。現状は全く変わってないんですが、こんな感じで良いんでしょうか?
更新を楽しみにしていただいているようでうれしいです。こちらこそありがとうございます。おそらく「P.S」のところしか読まれていないんだと思いますがうれしいです(笑)
さて、貯金が減り続けたのに、そして「ある」方向へ意識を向けるんじゃなくて逆に「ない」と認めることで安心感が広がって豊かさを感じることができたということですね。
これは興味深いですね。
私なりに思うことをお伝えします。
「ある」方向、満たされている方へ意識を向けることはとても大切です。それをすることで満たされる経験をします。しかし、そのことで「無くなるかもしれない」という不安感を否定してしまっていたからかもしれませんね。
感情は否定、否認され続ける限り「俺の話を聞いてくれよ!」といって出てきます。そのため、「ない」と認識していることや「なくなる」不安をまずは認めて上げる必要があります。
「あ、今ない方向へ意識を向けていたな。」とか「お金が無くなることを心配して不安になっていたな。不安な気持ちが出てきているな。」と認めます。認めた後なら、引き続き「ない」方向へ意識を向けるか「ある」方向へ意識を向けるかは選択できます。
その上で「ある」方向、満たされている方向へ意識を向けられるといいです。感情解法のテクニックの1つであるセドナメソッドでも、感情を解放するステップは、まずはそれがあることを認めるところからです。
そのため、「お金が無い」と認めることで「やっと俺の話を聞いてくれた!」と不安な気持ちが安心?してどこかに行ったんだと思います。
さて、お金が無いと思える状態にあること。さらにどう払っていいかも分からない状況にもかかわらず安心できているということは、やはり感情は状況に左右されるわけではないということがわかりますね。ここでやってもらいたいのは、安心感を感じると同時に幸せであれるかどうかもやってみましょう。
切羽詰まった状況でも「私は幸せだ!」と心の底から思えるようになれば、これから立て直して何不自由ない暮らしができるようになったとしても、それに執着せずにいられるでしょう。
どん底でも幸せでした。それからいろんなものや状況を手に入れました。でも、どん底でも幸せだったということは、新たに手に入れた状況やものがあなたを幸せにしてくれているわけでは無いということがわかります。それらはあなたの人生を楽しくしてくれます。それらを通じて豊かさや幸せを感じることはできます。しかし、それらがあなたを幸せにしてくれるわけではありません。
持っているものや他人や状況が自分を幸せにしてくれる訳ではない。幸せかどうかは自分の選択だということがわかれば執着がなくなります。
さて、お金に不安になりたくてもなれないのは不感症になったんじゃないか?ということですが、それでOKです。
最終的にお金を空気のように扱えるといいです。あなたは普段空気をどのように扱っているでしょうか?今日はいくら空気を吸ったとか、いくら吐いたとか、今肺にいくら空気が溜まっているかとか、明日の空気は大丈夫か心配したり、10年後の空気のことを心配したりしませんよね。
お金に関しても同じように扱います。つまり、不感症がゴールです。おめでとうございます。
ただ、注意点があります。おそらくこれからいろんな形でお金が入ってくるようになるでしょう。その結果、たくさんのお金を持つようになるかもしれません。その時も、今と同じ気持ちでいられるかどうかです。つまり、手に入れたものや状況に執着しないでいられるかということですね。
そのためには「お金なんてあってもなくても私の幸せには影響しない」という言葉を覚えておいてください。
P.S 質問をコメント欄にて受け付けています。記事にしてお返事します。
P.P.S 不感症といえば、数年前に「飼育サークル」という風俗があって、そこはどんなめちゃくちゃなプレイをしてもOKという謳い文句でした。「これは楽しみだ!」とドS心をくすぐらせながら行ったんですが、相手の女の子が不感症で1ミリも楽しくありませんでした(泣)
1件のフィードバック
中川さん、早速ご回答下さりありがとうございました!
大変興味深い内容で、今後も心得て行きたいと思うものばかりでした。
手に入れた状況に執着しない、という部分が今までの私にできていないことだと気付きました。
ありがとうございました。